交通事故の後遺症と闘う私がブログを始めた理由

雑記

数記事ブログを書いてきましたが、なぜ私がブログを始めたのかここでお話しておこうと思います。理由は大きく2つ。詳しく説明します。

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2度目の交通事故にあったのがきっかけ

きっかけは2度目の交通事故でした。最初の事故から約10年経過していました。事故当初は山のように飲んでいた薬もほとんど飲まずに生活できるようになっていた矢先の出来事でした。

ショックでした

正直、最初はショックでした。10年前の交通事故はかなり大きなもので入院期間も3か月、通院期間は7年にも及びました。

交通事故によるむち打ち症というのは見た目からはほぼ分からないため、理解してもらうのがとても難しいです。

お医者様でも中には精神論、つまり「ネガティブに考え過ぎ」「痛いと思うから痛いのよ」なんてことを平気でおっしゃる方もいるくらいです。

【むち打ち症の主な症状】
・頭痛
・吐き気
・痛み
・発熱
・しびれ、麻痺
・めまい
・凝り、だるさ
・排尿、排便障害

※これが全ての患者さんに当てはまるわけではありません。

簡単に挙げただけでも、これほどの症状があります。それはむち打ち症というのは事故などによる衝撃が原因で起きた首周りの損傷による体の不調の総称だからです。つまり『むち打ち症=この症状』というものはないのです。

やっとその辛さと上手く付き合えるまでに体調が回復し、好きな仕事もできると思っていたのでその衝撃は最初の事故より大きかったと思います。

あることに気付く

交通事故から数週間後、あることに気付きました。それは「こんな大きな事故に人生で2回も遭う人なんてそう多くはないのではないか?」ということです。

交通事故が起きると治療に加え、相手との交渉、警察とのやり取り、保険会社への連絡などしなければいけないことばかり。それに慣れていない方が多いので戸惑う方は多いです。私も最初の事故はそうでした。

また事故に遭わされたというだけで被害者は損なのに、正しい知識がなければきちんと治療してもらえなったり、もらえるはずのお金がもらえなかったりと困ることばかりです。

私だからできることがある!

『交通事故を経験した私だからこそ、皆様にお伝えできる情報があると思った。』

これがブログを始めた一番大きな理由です。弁護士さんや保険会社さんのようなプロとはまた違う視点でお話できることもあるのではないかと思うのです。

むち打ち症でも妻であり、母です

むち打ちと付き合いながら生きる日々

私は最初の交通事故で入院した先の病院で夫と出会いました。夫は私の体の状態が思わしくないことを理解した上で結婚をしてくれたんです。

しかしそれは最初に想像していたよりずっと大変でした。結婚当初は毎日痛みと吐き気があり、時々発熱してベッドから起きられないことも多かったです。

それでも妻として家事はしたかったし、いつかは母親にもなりたいと思っていました。

母親になるまで3年

結婚してから子どもが欲しいと思うようになりました。でも当時は薬の関係上、とても妊娠できるような体ではなかったです。

まずは薬をやめることから始めないといけませんでした。毎日10種類近くの薬を飲んでいた私にとってそれは簡単な事では。特に精神科系の薬は大変でした。(むち打ち症の薬は精神科で処方される薬が使われることが多いのです。)

全ての飲み薬をやめ、妊娠中も可能なブロック注射治療のみにし、母親になるのに実に3年かかりました。

母親になっても痛みは消えない

晴れて母親になった私でしたが、相変わらず痛みは消えるわけではなく、ブロック注射治療と授乳中でも飲める軽い薬は続きました。

今までは最低でも自分のことだけすれば良かった生活からは一変し、子ども中心の生活に。

慣れないうちは無理して熱を出しては寝込むなんてことがよくありました。

そこで私なりにハンデを抱えながらでも、笑って子育てできる方法を考えるようになりました。

ブログを始めたもう1つの理由

近年、どんどん女性が活躍するようになり、世の中の母親はとても忙しいです。それと共に立ち向かわなければいけない問題に直面している方も多いと感じています。

私は体の不調というハンデですが、それぞれに抱える問題が違うにしても同じ母親として

『共有できる情報があるのではないか』

これがもう1つの理由です。

ブログを始めた2つの理由

①交通事故で役に立つ情報を経験者として提供したい

②子育てを頑張る母親たちの力になりたい

ハンデを負っている私の子育てはかなりゆったり。良い意味でズボラです。それでも子どもたちと笑って過ごせてますし、子ども達もスクスク成長しています。

なので、私のブログを読んで「こんな母親がいるんだから、私も大丈夫か」と思ってもらえたらそれで私は幸せです。

長くなりましたが、どうぞ今後もフレホリをよろしくお願い申し上げます。

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