タイヤは消耗品。車の足回りで場合によっては命にもかかわるので溝のチェックはして、定期的に交換していかないといけません。少し前まではタイヤは店頭やディーラーで購入するのが当たり前でしたよね。でも最近はネット販売で購入する方が増えていることを知ってました?私も実際に利用してみましたので、どうだったのかメリット・デメリットをご紹介していきます。
こんな人におすすめの記事です!
・車を所有している方
・タイヤ交換を考えている方
・タイヤのネット通販が気になっている方
Contents
タイヤはどこで購入できる
カー用品量販店
タイヤを購入する時に一番最初に思い浮かべるのが「カー用品量販店」でしょう。実際、2020年5月に行われたJMARのタイヤに関するアンケートでも購入先として断トツのナンバーワンでした。
カー用品量販店の中でもオートバックスが1位、イエローハットが2位となっています。
ディーラー
次に多かったのがディーラーです。点検や車検のタイミングでタイヤ交換を指摘され、そのまま交換するというパターンが多いのかもしれませんね。
私もそのケースが今まで一番多かったと思います。
タイヤメーカー系専門店
ディーラーに並んで購入先に選ばれていたのが、タイヤメーカー系専門店です。
タイヤメーカー系専門店というのは「タイヤ館」「タイヤセレクト」「タイヤガーデン」といったお店のこと。基本的にそれぞれのメーカーのタイヤを扱っています。
タイヤ専門店
タイヤ専門店はメーカーには関係なく、タイヤを専門的に扱うお店の事です。調べても全国チェーンの有名なお店はでてきませんでした。
関西近郊では「タイヤ安売り王BEEライン」が有名ですね。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドにいくと、タイヤが置いているのを見かけることがありませんか。ガソリンスタンドも数は限られますが、タイヤを扱っているお店の1つです。
最近では車検をガソリンスタンドで受ける方も増えているので、その時に一緒に行うパターンも多いのかもしれませんね。
インターネット通販
今回、この記事のテーマである「ネット通販」。アンケート調査の結果では、ネット通販を使った方の割合はたったの7.7%でした。
まだまだ認知度が低い上に、不安に感じる方も多い結果かと思われます。
その他
タイヤ修理工場やその他の方も少数ながらいました。
タイヤをネット通販で購入して分かったメリット
安い
店頭販売に比べて、価格が安いものが多く販売されています。
私の例で比べてみました。今回、私が購入したのが235/55R19というサイズのタイヤです。
カー用品量販店 (イエローハット) | ディーラー | タイヤメーカー系専門店 (タイヤ館) | ネット通販 | |
235/55R19 1本分 | ¥43,000 | ¥43,808 | ¥38,500 | ¥23,000 |
やはり実店舗に比べて半額程度の値段になりますね。ネット通販の場合は、大量に在庫を仕入れることができるので、実店舗い比べて安い値段設定ができます。
ブランドや種類によっても値段は変わってきます。
上の表は全てブリジストンのタイヤで比べています。
私は最終的にTOYOタイヤを選んだので¥13,720でした。
品揃えが多い
よく売れるサイズのタイヤをメインに多くの店舗は取り扱います。実店舗だと置いておける在庫に限りがあるからです。少し大きめのタイプになると、基本的に取り寄せになります。
今回、私が探していた235/55R19というタイヤはSUVに取り付ける少し大きめのタイヤ。実店舗で置いてあったお店はありませんでした。
その点、ネット通販なら取り扱われているブランドも種類も多いうえ、商品検索で探すことができるので見つけやすいです。
24時間いつでも比較検討できる
実店舗だと営業時間が決まっていますし、立地によっては訪問できるお店の数が限られるでしょう。しかしネット通販の場合、24時間いつでもどこでも調べることができます。
また最近ではネット通販を利用する方も増え、対応しているネット通販の会社も増えてきたので、より比較検討することが可能です。
タイヤをネット通販で購入して分かったデメリット
実物を見ることができない
ネット通販なので、商品を購入して届くまで実物を見ることができません。時には粗悪品をつかまれることもありますので、十分注意しましょう。
購入の際は、お店のレビューや口コミなどもしっかり読むようにするのがおすすめです。
自分でタイヤを探さなければいけない
実店舗の場合、スタッフさんが車種や希望を聞いて適切なタイヤを提案してくれます。しかしネット通販の場合は、ご自身で全て調べて購入しなければいけません。
基本的にタイヤサイズを間違えたなど、購入者のミスによる場合の返品交換は行っていないお店が多いので購入の時はよく注意しましょう。
私はタイヤのことは全くの素人でしたので、購入前にディーラーやお店のスタッフさんに何回もタイヤサイズやおすすめのメーカーを聞きました。
保証が少ない可能性がある
実店舗での購入に比べて、保証が少ない場合が多く見られます。特に海外製のタイヤなどは全く保証がつかないことも。
またタイヤサイズなどを間違えた場合、返品交換に対応していないお店が多いですので購入の際は気を付けてください。
取り付けてくれる場所を探さないといけない
タイヤをご自身で購入する場合、ご自身で取り付けるか、取り付けてくれるお店を探す必要があります。最近では持ち込み専門店なども増え、取り付けてくれるお店を探すのは難しくないはずです。
しかしタイヤは左右前後のバランスがとても大事になってくるので、取り付けてくれる人の技量も大事になってきます。その辺りはよく調べてから持ち込むようにしましょう。
諸経費がかかる
タイヤを持ち込んだ場合、そのお店で購入した時より高い(時には倍の)工賃がかかることがあります。それに加え、タイヤ廃棄料やホイールバランス料などプラスで諸経費がかかることも多いので、お願いする店舗にどれくらいの費用がかかるのか確認することをおすすめします。
私は車検のタイミングでタイヤを持ち込んで交換したのですが、工賃は高くなりませんでした。サービスしていただけたようです。
普段は2倍かかると言われました。
タイヤをネット通販で購入した感想
かなり安くなった
タイヤ交換は車検時にガソリンスタンドでしてもらいました。タイヤ交換作業料は持ち込みにもかかわらず同じ¥4,400。タイヤ廃棄料¥660とホイールバランス調整料¥1,100を合わせて工賃は¥6,160でした。
タイヤを入れても全部で¥27,440でした。もともとディーラーの見積もりでは、タイヤ交換作業とタイヤだけで¥95,616だったので1/3以下でおさえられました。
乗り心地
タイヤ交換をしてから約1か月経ちます。今のところ全く問題ありません。その後、ディーラーでたまたま足回りをみてもらう機会がありましたが、整備士さんも特に問題はないと言ってました。
海外製は特に注意
これは車検時にガソリンスタンドのスタッフさんに教えてもらったことなのですが、国内産のタイヤの場合はタイヤ自体に保証が付いている場合が多いそうです。しかし海外ブランドの場合は保証が付いていないものが多く、購入の時は気を付けた方がいいと言われました。
国内産だから海外産だからだけで品質などの判断はできません。購入の際は信頼できるショップから必ず購入するようにしてくださいね。
タイヤはネットで選ぶ時代!よく調べて安心なカーライフを送ろう
最近はネットで購入できないものはないのではないかと思うくらい当たり前になってきましたね。タイヤもネットで購入するのが当たり前になっていくかもしれません。
タイヤは車の大事な足回り部分。しっかりと調べて安心安全なカーライフを楽しみましょう!
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